出産方法の選び方。無痛分娩を選んだ理由
現在はさまざまな出産方法があり、選択肢が増えてきましたね。
私は、数ある選択肢の中から、無痛分娩を選択しました。
まだまだ、日本では無痛分娩を選ぶのは少数派だと思います。
メリットデメリット含めて、
実際のようすはどうだったのか、参考になれば幸いです。
1.多様化する出産方法
いまや本当に色々な出産方法があり、
何があっているのか本当に迷ってしまいますよね~。
やはり主要な出産方法としては下記3点でしょうか。
①自然分娩
②無痛分娩(和痛分娩)
麻酔を使って陣痛の痛みを和らげる方法
③帝王切開
①自然分娩の中に、下記のような色々なスタイルがあると考えていいかと思います。
・フリースタイル分娩
分娩台ではなく、自由な体制で出産する方法
・ソフロロジー式出産
自分をコントロールしながら出産力を高めていく方法
妊娠中から呼吸法などをトレーニングする
・ラマーズ法
呼吸法に集中することで、陣痛を和らげる方法
・水中出産
入浴効果で陣痛を和らげる方法
参考資料:たまひよ はじめての妊娠・出産
赤ちゃんの部屋(こちらのサイトにはさらに細かい分類が詳しく記載されています)
2.無痛分娩の種類
無痛分娩といっても、産院によって様々なパターンがあります。
①自然分娩をベースとして、陣痛が始まったら麻酔を投薬する方法
②計画分娩をベースとし、あらかじめ決まったタイミングで
麻酔をし、陣痛促進剤で陣痛をおこさせる方法
私の産院は②のタイプでしたので、出産予定日が早まらない限り、計画分娩をすることになりました。
出産予定日の約1ヶ月前に出産日を決定し、数日前に入院、出産日には陣痛促進剤を投与して出産を促す形となります。
私は、本当は①の自然分娩をベースとした無痛分娩が良かったのですが、近くにその形の病院がなく、日本にはあまり①の方法で分娩を行っている病院がないとのことで、総合的に判断して②で問題ないという結論を出しました。
3.無痛分娩のメリットとデメリット
メリット
・痛みが少ない
・回復が早い
デメリット
・費用がかかる(私の病院は、追加で8万円かかりました)
・麻酔の不安
正直、麻酔の説明を聞いたときには背筋がぞっとしました(笑)
私の行った病院は、硬膜外麻酔という方法で麻酔を投与します。
背中に硬膜外麻酔の針を注射し、
その針を通してカテーテルを挿入し、麻酔を投与するという方法となります。
赤ちゃんへの影響が少なく、局部麻酔のため私自身の意識もはっきりします。
ただ、背中にカテーテルが入るということに、すごくビビりました。
だって、管が入るんですよ!!!その説明を聞いたとき、
無痛分娩をやめようか一瞬悩みました。
・赤ちゃんへの影響の不安
陣痛促進剤を使うことにより、赤ちゃんへの影響があるのではないか
という不安。
無痛分娩によって、結果なにか障害が残るのではないかという不安は、
最後まで拭うことはできませんでした。
4.それでも無痛分娩を選んだ理由
私が無痛分娩を選んだ理由は2つです。
ひとつは、出産の痛みがすごく怖かったから。
実は、結婚する前から、出産するときは無痛分娩にしようと決めていました(笑)
海外では、無痛分娩が普通であることを知った時から、私の心は無痛分娩で決まっていました。
無痛分娩にすることにより、「出産の恐怖から解放」されることで、出産への不安がなくなることが、私にとってはとても重要でした。
妊娠中も、出産時の痛みを不安に思うことは一切なかったことは、とても良かったと思っています。
ふたつめは、無痛分娩によるリスクは大きくないと判断したため。
無痛分娩での死亡例はいくつかありましたが、死亡原因が無痛分娩によるものではないものが多く、無痛分娩でも自然分娩でも、リスクは同様にあると考えたためです。
しかし、出産直前、これまであまりなかった、無痛分娩による死亡事故(麻酔が原因)が発生していました。
(https://www.asahi.com/articles/ASKB44TCSKB4PTIL00S.html)
私が出産した病院は「麻酔専門医」がおり、「無痛分娩の実績が十分ある」と判断し、無痛分娩を決意しました。
5.無痛分娩を経験して
結果として、わたしは無痛分娩を選択して良かったと思っています。
無痛分娩といっても、完全に痛みがなくなるわけではないのですが、気持ちに余裕を持って出産に臨むことができました。
これまで記載したとおり、無痛分娩を選んだのは完全に自分の都合です。
赤ちゃんのことを考えれば、自然分娩の方が良かった点もあったかと思います。
私個人としては、痛みに耐えて自然分娩をしたお母さんを心から尊敬しています。
本当に、すごいと思います。私は、自然分娩を選ぶことはできませんでした。
それでも、「自分のため」に無痛分娩を選ぶことで、「その後の人生はプラス」になったと思っています。
もし、無痛分娩をすることに対して罪悪感をもっているプレママさんがいたら、私は、そんなことを思わなくていいと声を大にして言いたいです。
だって、赤ちゃんをハッピーにするには、まずはママがハッピーにならないといけないですから。
自分が一番と思う選択をすることが、大切だと思います。
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