両親・職場へ妊娠を報告するタイミング
はじめての妊娠だと、早く報告したい気持ちもあるかもしれませんが、タイミングを間違えると、後悔することも。
自身の体調や、仕事内容に応じて適切な報告をしたほうがいいと言えます。
私の場合は一度タイミングを誤り後悔しましたが、二回目の妊娠では、スムーズに報告を行うことができました。
1.早目に報告して後悔
私は、初めての子どもを妊娠したとき、両家の実家にすぐに報告し、何かあったときのために早目に上司も伝えました。
しかし報告した数週間後、心拍が確認できず初期流産であることが確定しました。
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このことがあってから、実際に娘を妊娠したときは、報告のタイミングは慎重に夫婦で相談し、無事に報告をすることができました。
2.両親への報告のタイミング
2.1.私たちは安定期を待って報告しました
私たちは、最初の子供を初期流産で亡くしていた事から、両親への報告は慎重にしようと夫婦で話し合っていました。
報告のタイミングとしては、
「心拍が確認できた6週目~8週目」か「安定期に入る5ヶ月目~6ヶ月目」がの報告のタイミングになると思います。
最初の子供の時、流産で悲しむ両親に早めに報告したことを後悔した私たちは、安定期に入ってから報告しました。
悲しいことですが、15%の女性が流産を経験しているという統計もあるようで、両親への報告のタイミングは夫婦できちんと話し合うことがいいと思います。
日本産科婦人科学会
http://www.jsog.or.jp/public/knowledge/ryuzan.html
また、私の両親と、夫の両親へは同じタイミングで行うようにしました。
一度流産を伝えていたことから、報告すると両親は嬉しそうでした。
どうも、報告する前に感づいていた様子ですが、私たちの気持ちを考慮し、妊娠しているかをあえて尋ねることはせず、そっとしておいてくれたようです。
2.2.報告のタイミングは両親の関係と自分の気持ちを大切に
私の感覚としては、1回目の安定期前に報告する場合は、近い親族のみの報告で済ませるのが適当と思います。理由としては、万が一のことがあった場合、報告した人全員にそのことを伝えなければならず、辛い思いをするかもしれないからです。
また、私たちは両親を悲しませたくないからと早目の報告は避けましたが、逆に報告しておくことで、流産をしたときの心の支えとなってくれるかもしれません。
近い親族のみであれば、悲しみを分け合い、前を向く手助けになるかもしれません。
ご両親との関係や、自身の気持ちを大切にして、報告のタイミングを選ぶことをおすすめします。
3.職場(会社)への報告のタイミング
3.1.タイミングは「体調」と「仕事内容」を考慮
職場への報告のタイミングで気にしたいことは「体調」と「仕事内容」だと思います。
「体調」に関しては、妊娠すると、これまでとは違う体の状態となります。
自分は大丈夫と思っていたとしても、だんだんと妊娠の周期が進むにつれて、つわりがひどくなったり、足がむくんで痛くなったりと、自分ではどうしようもない体の状態になる可能性が。
私は、つわりで終日吐き気を感じるようになりましたが、そこまで仕事に支障は出ませんでした。むしろ、仕事をしていたほうが気が紛れ、吐き気を少し抑えることができたので軽いほうだったのだと思います。
それでも、食べ物が食べられずうどんばかり食べたり、逆に空腹時に吐き気を感じる時は、毎日お茶の代わりにインスタントスープを飲んでいたりしました(笑)
塩気のあるものが欲しかった…
また、無理をすることにより流産や早産のリスクがあるということも忘れてはいけません。
私は、通勤時間に約2時間かかっていたことから、電車移動が体に負荷がかかると、主治医の先生に水曜日は休むよう指示を受け、途中から毎週水曜日は有給を取得しました。
それでも、産休に入る前に切迫早産で入院することになりました。
自分では大丈夫と思っていても、体には予想以上に負荷がかかっているのだと思います。
自分の行動一つで、赤ちゃんには影響することを、忘れてはいけません。
「仕事内容」については、体を使う仕事の人ほど気をつけなければいけません。
私は幸いデスクワークがほとんどだったため、あまり気にすることなく過ごすことができましたが、立ち仕事が多い職種の方は、気をつけたほうがいいと思います。
3.2.直属の上司へは心拍確認後に報告
私自身は、心拍が確認できたあと、そこまで間を開けずに直属の上司へ報告しました。
つわりなどで体調が優れず休みを取らなくてはいけなくなるかもしれないですし、切迫流産の危険性で急に入院となるかもしれないことから、早目に報告しました。
最初の子どもの流産が確定した時も、手術を受ける必要が出てきた時にスムーズに休みを申請できたので、どのような結果になったとしても、直属の上司へは早目に報告して良かったと思っています。
仕事量や、残業を減らすなどの配慮もしていただき、結果として早目の報告はプラスに働きました。
出産報告は、上司との面談のタイミングがあったため、会議室で一対一の時に報告しました。まだ、安定期前のため、オープンスペースで話すことは避けました。
面談の機会がなければ、外出中の上司と2人だけのタイミングに報告していたと思います。
上司は割と「あ、そうなんだ。おめでとう」という感じのあっさりとした反応でした。
でも、自身も子供がいるからかもしれませんが、奥様にいろいろと聞いてくれたようで、その後に一緒に営業に行く際などは、どんな様子かなど豆に聞いてくれました。
安定期までは、誰とも妊娠の話はできなかったため、上司といろいろと話すことができたのは楽しい時間でした。
3.3.同僚へは安定期に入ってから。
仕事の引き継ぎの関係から、私は自分の仕事を引き継ぐ同僚にまず、6ヶ月目になったタイミングで報告しました。
安定期に入ると流産のリスクが軽減されます。
仕事の引き継ぎや、休み中の対応など、相談することもでてきますので、
必要に応じて伝えたほうがいいでしょう。
そして、7ヶ月目くらいのタイミングで、部署の同僚全員に妊娠を報告しました。
私は8ヶ月目のときに切迫早産で急遽仕事を休むことになりましたが、事前に少しずつ仕事を引きついていたことから、大きな影響は出ませんでした。
早目に引き継ぎ資料を用意しておいたことも、良かったと思います
4.報告する際に気を付けたこと
上司や同僚は男性が多いこともあり、出産についてなにも知らない方が多いです。
そのため、なるべく細かい情報を提供するよう心がけました。
・出産予定日及び、いつ頃休むことになるか
・現在の体調はどのような状態か
・仕事を続ける意思があるか
・時差出勤が必要か
・平日病院へ通う必要があるか
等を踏まえて報告しました。
また、自分が休む分、同僚は仕事の負担が増えることから、かならず迷惑をかけ、申し訳ないということを伝えました。
同僚の方々はとても優しく、祝福をしていただき、とても安心できました
5.まとめ
・妊娠の報告はすぐに行わず、夫婦で話し合ってタイミングを決めること
・両親への報告は心拍確認後か安定期(5ヶ月)に入ってから。両親との関係を踏まえて時期を決めること。
・職場への報告は「体調」と「仕事内容」を考慮して行うこと。
・直属の上司への報告は、早目に報告することがおすすめ
・同僚へは安定期に入ってから
妊娠は予定外の連続です。
万が一、を考えて早め早めに対応することをおすすめします。
無事に、元気な赤ちゃんが生まれてきますように!
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