【共働きワーママ】子育て&お金の話

~プレママ編~妊娠中の不安や疑問は徹底リサーチ。出産準備・育児費用はメリハリのある使い方で。

妊娠中にやっておきたい保険の見直し

就職、結婚、出産、様々なイベントは保険の見直しを行うのに良い時期と言われますが、皆さんは定期的に見直しをしていますか?

我が家は結婚時にはもともと親が入ってくれていた保険にそのまま入っており、全然見直しをしていませんでした。

しかし、子どもを授かったとき、これはちゃんと見直さなくてはいけないのではと思い、腹をくくってイチから見直すことに決めました。

結果、保険の全体像をつかむことができ、自分が納得できて安心できる保険を選ぶことができました。

ぜひ、一度、保険についてじっくり考えてみることをおすすめします。

 

1.何故、保険に入る必要があるのか


正直、保険は難しそうで、色々とめんどくさそうですよね。
しかも、保険は月々の支払いは小さいものの、トータルで考えると大きな買い物です。
下手に入ってしまうと失敗してしまうのではないかと、不安に思う部分もあります。

それでも、保険を考えるには大切な理由があるんです。

 

保険は、被保険者以外の家族の安心のために入るものだと私は思っています

 

例えば、生命保険に入る目的は、自分が死んだときに配偶者やこども、家族が必要となるお金のサポートをすることです。

家族のためと思ったら、頑張って選ぼうかなという気になってきませんか?

 

2.必要な保証がはっきりと別れば選ぶのは簡単

 生命保険では、自分が死んだときに必要なお金をサポートするものと書きました。

考えられるリスクをカバーするのが保険の役割です。

 

ただ、必要なお金をサポートできるのは保険だけではありません。

自身の貯金や公的制度など、手段は他にもあります。

いくつか考えられるリスクに対して、自分がどれだけ今の状況でカバーできるか。

保険でどれくらい補う必要があるのか。

そこを一つずつひもといていけば、自分に必要な保険がわかってきます。


必要な保証が分かれば、自分が支払える金額と、どの程度カバーするかのバランスを見て保険を選べばOKです。


※あくまで私はFPでもない素人の見解ですので、参考としての活用をお願いします。
 本気の情報が必要ならば、FPにちゃんとお金を払って相談して下さいね

いくつかの本を読み漁った結果、私は下記4つのリスクがあると考えました。


3.人生のリスクと公的保険

3.1人生にある4つリスク

人間、生きていくなかで予想外の出費(リスク)としたら下記の4点があると私は考えました。


①パートナーのどちらかがなくなった場合(死亡リスク)
パートナーのどちらかが死亡した場合、収入がこれまでの半分になります。
子どもがいなければ、残された人間が自分の分を稼げば良いですが、子どもがいる場合、養育費、教育費が一人の収入で賄えるかという問題が発生します。

 

②予想外の病気や事故による高額な医療費が発生した場合(医療リスク)
入院、通院、手術。
いつ、何が起こるか分かりません。高額な医療費が必要になったとき、その費用は賄うことができるのか?という問題が発生します。

 

③病気や事故の結果、後遺症により障害が残ってしまう(障害リスク)
障害により今の仕事が続けられなくなる。日々の生活に支障が出てくる。
そうなると、金銭的にも、日々の生活に関しても家族への負担が発生しうることが予想されます。

 

④病気や事故、加齢により介護が必要になってくる(介護リスク)
若いから必要ないと思っている人も多いかもしれません。ただ、介護が必要になるのは年を取ってからだけではなく、病気や事故によるものも可能性としては考えられます。
そうなると障害リスクと同じ。金銭的にも、日々の生活に関しても家族への負担が発生しうることが予想されます。

これらの4つのリスクにたいして、どのように対策を行っていくか、考えてみましょう。

 

3.2.意外と手厚い公的保証

そんなにリスクがあるなら、手厚い保険に入らなくちゃ、と思ってしまいがちですが、リスクに対応できる手段は民間の保険に入るだけではありません。
公的保険と貯金です。
まず、私たちはすでに公的保険というすでに手厚い保険に入っています。
そして、貯金があれば金銭的な問題は解決できます。
自分達が、現在どれくらい備えられているかを元に、足りない部分を民間の保険で補えば良いのです。
それぞれのリスクに対する、公的保険の対象はざっとこんな感じです。

 

①死亡リスク
国民年金か厚生年金に加入している場合、遺族年金という保証があります。

日本年金機構https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/izokunenkin/jukyu-yoken/20150401-03.html

 

②医療リスク
健康保険である程度カバーすることができます。
1.保険対象の処置の場合、自己負担額は3割にとどまります。
2.保険対象の処置の場合、一定金額を越える分については、国が差額を返してくれます。(高額医療制度)

※参考にしたサイト

https://www.hokenmarket.net/carna/detail/post192.html

https://boxil.jp/mag/a1523/


  
③障害リスク
国民年金か厚生年金に加入している場合、障害年金というものがあります。

日本年金機構

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/shougainenkin/jukyu-yoken/20150401-01.html

 

④介護リスク
40歳以上の人は、すべて介護保険に入ることが義務づけけられており、要介護レベルなどに応じて、介護サービスの費用を一部負担ししてもらえます。

厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/gaiyo/index.html

分かりやすいサイト

https://www.sagasix.jp/knowledge/hoken/kaigohoken/

 

ご覧の通り、すでにあらゆるリスクに対して、最低限の手当てがなされていることがわかります。

この他に、皆さんが働いていらっしゃる場合は会社ごとに、それぞれ手当てがある場合があります。

その点を考慮しながら、整理していきましょう。